考察

このページは謎・伏線を考察するページです。
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星の名を持つ者

スバル

昴はおうし座に含まれるプレアデス星団の漢名。和名はひらがなで、すばると表記する。多くの星がまとまっていることから、「総ばる」から変化した語である。別名、六連星(むつらぼし)。
またプレアデス星団はギリシャ神話では女神プレアデス7姉妹と同一視される。(マイア、エレクトラ、タイゲタ、アルキオネ、ケラエノ、アステローペ、メローペ)この中でメローペのみ不死ではなくなっている。
また7姉妹は全員オリオンに熱烈に求婚(現代的に言うとストーカー)された逸話がある。
現在では視力が平均的な人は肉眼で6つの星を見ることができるが、7姉妹のように7と同一視する見方が世界中にあるため、昔は7つ見えたのではないかという説がある。
そして7姉妹のうち肉眼で見えない星に相当するのはエレクトラ説とメローペ説がある。(注、現在では星団の星それぞれに科学的に命名が成されているためこの神話の説とは辻褄が合わなくなっている)

アルデバラン

おうし座で最も明るい恒星。東の地平線からプレアデス星団(すばる)の後に続いて昇ってくることから、「後に続くもの」という意味のアラビア語を名前の由来とする。日本名は統星の後星(すばるのあとぼし)。

パック

天王星の第15衛星。シェイクスピアの『夏の夜の夢』に登場するいたずら好きの妖精に由来。

ベアトリス

ベアトリクスという、小惑星帯に位置する小惑星がある。ダンテの『新生』や『神曲』に登場するベアトリーチェに因んで命名された。

エルザ

小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ローエングリン』の登場人物から名付けられたと言われている。

アストレア(剣聖の家名)

ギリシャ神話の正義と天文の女神アストライア(アストラエア)のラテン語表記。火星と木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星。
ギリシャ神話ではてんびん座はアストライアの持ち物とされる。また、おとめ座はアストライアを表すという説がある。
てんびん座は黄道12星座の中でも比較的新しく成立したとされ、ギリシャの古い文献にはてんびん座の星が隣のさそり座のハサミ部分として扱われているものも存在する。

リリアナ

小惑星帯に位置する小惑星が存在する。アメリカ人天文学者ハーロー・シャプレーの姉妹にちなんで名づけられた。

ペテルギウス

正しくはベテルギウスだがテルギウスと誤記されることがある。オリオン座のアルファ星。「ジャウザーの手」という意味のアラビア語。日本名は平家星(へいけぼし)、金脇(きんわき)。 原綴りは「Betelgeuse」で、「ビートルジュース」など様々に発音される。

レグルス

ラテン語で「小さな王」を意味する。しし座で最も明るい恒星で、ライオンの心臓とされる。
獅子座はギリシャ神話では英雄ヘラクレスに倒されたネメアの獅子と同一視される。
ネメアの獅子はエキドナの子でその毛皮はヘラクレスでも外傷を与えることができないほど固く、
ヘラクレスは3日間首を締め上げて打倒し、獅子の解体には獅子自身の爪が利用された。

バテン・カイトス

くじら座の恒星、くじら座ゼータ星のこと。アラビア語で「クジラの腹」を意味する。

アルファルド

うみへび座の恒星、うみへび座アルファ星のこと。アラビア語で「孤独なもの」を意味する。別名コル・ヒドラエ(ラテン語で「蛇の心臓」の意)

アルネブ

うさぎ座の恒星、うさぎ座アルファ星のこと。アラビア語で「ノウサギ」を意味する。

シリウス

おおいぬ座で最も明るい恒星。ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス」に由来する。和名は犬星や青星(あおぼし)、英語では別名Dog Star、中国語では天狼(星)と呼ばれる。おおいぬ座の逸話にはオリオンの猟犬という解釈もある。

カペラ

ぎょしゃ座で最も明るい恒星。ラテン語で「雌ヤギ」を意味する「Capra」の指小語である。アラビア語では「おしゃれな男」という意味の「アル・アイ=ユーク」と呼ばれる。昴に対しての関係上、アルデバランの「後星」に対して「先星」と呼ばれる。また単独で昴の相手星と呼ばれることも。
別の呼び方として、高度によって色が変化するため「虹星」というものも有る。

エキドナ

太陽系外縁天体のひとつであるテュフォンの衛星、または二重小惑星の伴星。テューポーンの妻エキドナに因んで命名された。ギリシャ神話でのスピンクスの母親(ただし父親は、テューポーンとの間の子供のオルトロス)

ミネルヴァ

小惑星帯に位置するC型小惑星の一つ。ローマ神話の知恵の女神ミネルヴァにちなみ命名された。

セクメト

アテン群の小惑星。エジプト神話の女神、セクメトから命名された。太陽神ラーが自らを崇め敬わない人間を滅ぼすため、自らの片目を雌ライオンの頭を持つ破壊の女神セクメトに作り変え地上に送り、人間界で殺戮のかぎりを尽くさせた。その上で後悔したラーが血に似せて造らせた赤いビール(ただの酒とも)で彼女を酔わせ、殺戮を止めさせたという神話で知られている。

ダフネ

小惑星帯(メインベルト)の比較的大きい小惑星。自らの体を月桂樹の体に変えたギリシア神話のニンフ、ダプネーにちなんで名づけられた。

テュフォン

太陽系外縁天体(散乱円盤天体)のひとつ。後に発見された衛星はかなり近い大きさであるため、二重小惑星と見なすことも出来る。主星はテュフォン、衛星はエキドナと命名された。それぞれギリシア神話に登場する魔神テューポーンと、その妻エキドナに由来する。

カーミラ

カミラという、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星がある。ローマ神話に出てくるヴォルスキ人の女王カミラから命名された。

ヘクトール

ヘクトルという、木星のトロヤ群で最も大きな小惑星がある。トロイア戦争のトロイア側の総大将で最強の戦士の名に由来。先祖にプレアデス7姉妹のエレクトラがいる。

パンドラ

太陽系の火星と木星の間の小惑星帯にある、比較的大型の非常に明るい小惑星のひとつ。ギリシア神話に登場する最初の人間の女、パンドラにちなみ命名された。土星の衛星にも同名の天体パンドラが存在する。

フォルトナ

ローマ神話の幸運の女神であるフォルトゥナ(fortuna)から命名された火星と木星の間の軌道を公転している比較的大きな小惑星がある。ちなみにローマ神話の女神はつづりからフォル「ト」ナとは読みにくい。

リゲル

オリオン座の恒星。日本名は、源氏星(げんじぼし)、銀脇(ぎんわき)。

スピカ

おとめ座で最も明るい恒星。日本名は真珠星(しんじゅぼし)。

シャウラ

さそり座ラムダ星のこと。さそり座の恒星で2等星。シャウラは固有名で、針を意味するアラビア語。または「 (尾を) もたげた」という意味という説もある。

スピンクス

小惑星帯に位置する小惑星。エジプト神話やギリシア神話、メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。

ダイアナ(パトラッシュが属する地竜の種類)

ローマ神話の月の女神ダイアナ(ディアナ)にちなんで名づけられた小惑星帯に位置する小惑星が存在する。


七つの大罪の起源について

七つの大罪は、4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作に八つの「枢要罪」として現れたのが起源である。キリスト教の正典の中で七つの大罪について直接に言及されてはいない。
八つの枢要罪は厳しさの順序によると
「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憂鬱」、「憤怒」、「怠惰」、「虚飾」、「傲慢」である。
6世紀後半には、グレゴリウス1世により、八つから現在の七つに改正され、順序も現在の順序に仕上げられた。
「虚飾」は「傲慢」に含まれ、「怠惰」と「憂鬱」は一つの大罪となり、「妬み(嫉妬)」が追加された。
現在では罪の重い順に下記となっている。
「傲慢」、「妬み(嫉妬)」、「憤怒」、「怠惰」、「強欲」、「暴食」、「色欲」

ただし作者のaskによると大罪の現世解釈(順位)と作中解釈には関連がないそうで、作者は嫉妬が一番厄介だと思っているとのこと。


鬼族の隠れ里の襲撃時期についての2種類の解釈

9年前、双子が8歳の時点の説

 「隠れ里の鬼姉妹」の話にて明記されており、作中では一部を除きこの説に沿っている。
 作中で襲撃の3~4ヵ月後にアンネローゼが産まれており、アンネローゼの年齢もこの説を補強する。

6年前、双子が11歳の時点の説

 「ラムと夜の勉強会」・「ラムの姉心は複雑」にて明記されている。
 ※ただし掌編集収録版で「ラムと夜の勉強会」・「ラムの姉心は複雑」で9年前に記載変更が行われた。
 以下の推論は今後記載の微調整が行われる可能性がある。

 また「フレデリカとペトラの、メイドさんデイズII」にてフレデリカが21歳で10年前からメイドとして働いていると明記があり、「隠れ里の鬼姉妹」でのフレデリカの外見が14・5歳と言う描写に対して辻褄が合うのはこちらの説となる。
 また「隠れ里の鬼姉妹」でフレデリカがクリンドと「長い付き合い」と言っている点から1年しかいっしょに働いていないとは思えない上、1年でメイドの指導役になるのはかなり不自然に思える。さらに9年前の時点ではフレデリカが12歳のため、クリンドの興味から外れている可能性は低めであると言わざるをえない。

その他補足情報

 「王選前日譚、青の継承者」にてロズワールがレム向けの治癒術の教本を借りに来るシーンがあり、この時期が6~7年前である。


シリウス=フォルトナ説

(2017/9/19作成 9/28追記)
大罪司教『憤怒』担当、シリウス・ロマネコンティの正体はエミリアの養母フォルトナであるという説。
以下に根拠を説明する。

ペテルギウスへの好意

ペテルギウスに好意を抱いている描写があるキャラは、フォルトナとシリウスだけである。
4章120『エリオール大森林の永久凍土』(書籍14巻P.165 L.15, L.18に同文)のフォルトナからジュースへの台詞
「あなたを死なせないため。もしあなたが死ぬのなら、その傍らにいるため」
「あなたがいない世界で、あなたがこなくなった森で、私に何を待てというの? あなたという存在のない長い時間を、弱い私は生きられない」

この台詞から、フォルトナがジュースに対してシリウスに似た強い想いをもっていることがうかがえる。
フォルトナが魔女因子に狂ってしまった結果、ジュースに対しての好意が執着になってしまったのではないだろうか?
ask
質問文:
もしシリウスの恋が実ったら(ありえないけど)二人の間の子供はどんなクズになるのでしょう?
回答文:
両親を反面教師にした天使になる可能性も微レ存。
回答日時:3月 26, 2015 5:21:16 GMT

この回答がE・M・Tのことである可能性も微レ存。

紫紺の瞳である

『とある殉教者の訃報』では、シリウスの瞳が「紫紺の瞳」と記述されている。現時点までに「紫紺の瞳」であることが判明しているキャラは、シリウスの他はエミリア、サテラ、フォルトナ、エミリアの父だけである。
一方、5章24『氷炎の結末』では「薄紅の瞳」と表現されている。『とある殉教者の訃報』と食い違っている理由としては
  • 権能使用中は瞳の色が変わる
  • 当初はシリウスの正体がばれないように瞳の色を変えたが、設定の複雑さを嫌った、もしくはわかりやすさを重視した結果、設定を変更した
等が考えられる。5章の書籍化が待たれる。

シリウスがエルフである可能性

ask
質問文:
魔女教大罪司教の世代交代ってどのくらいしてますか?ペテルギウスは古参みたいだし、レグルスとシリウスは少なくとも百年前かっらやってるみたいですが・・・他の奴らも百年単位で生きてるんですか?っていうか平均年齢高ーよこの老人会。
回答文:
死んだらしてます。欠番の期間も結構あったりで、暴食は長いこと空席だったりしました。大体ペテルギウスが初期からいるので、それ以外はちょくちょく変わって世界に迷惑をかけています。寿命で死ぬのもいますが、ペテルギウス・レグルス・シリウスの三人は特別です。長生きなのと権能の関係です。
回答日時:11月 7, 2014 12:29:47 GMT

シリウスの権能に、レグルスの時間停止のような寿命を延ばす効果はないと思われるため、シリウスが長寿なのは種族特性ということになる。長命種族のエルフである可能性が高い。
また、
ask
質問文:
権能無しの肉体的な強さなら大罪司教の中で誰が一番強いですか?
回答文:
シリウス一択。
回答日時:3月 8, 2015 18:11:18 GMT

シリウスがエルフであれば、権能抜きの戦闘力が高いのも納得。

「百年」がキーワードである可能性

5章26『愛の矛先』でのシリウスの台詞
やっと、やっと再会できたんですから。一年、一年ですよ? 一年も、私があなたから離れたことなんて一度もなかった。この百年、一度もなかった! なのに、あなたと私は一年以上も会えなくて……やっと会えて、それなのに待て? 嫌です。無理ですよ。そんなことはできません。会えない間だって私はあなたと一つになりたくてなりたくてなりたくてなりたくてなりたくてなりたくてなりたくてだったのに!
ここで登場する「百年」という言葉が、単に長い年月を表したものではなく意味のある数字だったとしたら、百年前に起こったエリオール大森林襲撃事件がシリウスにとって節目の可能性がある。
大罪司教長寿組のうちペテルギウスとレグルスはエリオール大森林襲撃に参加している。シリウスが百年前にも大罪司教だったのなら、当然襲撃に駆り出されていたはずである。シリウス=フォルトナであれば、シリウスが襲撃に参加していなかった説明がつく。

メタ視点

  • シリウスの顔貌と声が伏せられている
    シリウスが包帯ぐるぐる巻きで機械的な声なのは、正体を伏せるため?
  • 5章で生け捕りにされるも、殺されなかった
    エミリアとのイベントが控えているため殺されなかった?
    プリシラが殺さなかったわけだが、シリウス=フォルトナであればエミリアにとって不利な状況になるはずであり、プリシラにとって有利な結果になると考えられる。
  • 書籍14巻P.201 L.13で、エミリアが自分とフォルトナの花飾りを交換するシーンが追加された。シリウスが幼エミリアの着けていた花飾りを持っていれば、シリウス=フォルトナの証拠として機能する。



コメント

  • ロズワールのキャラ設定は北欧神話の「ロキ」から取られている。ロズワール・L・メイザースのミドルネームがLokiか? また、ロキが引き起こすラグナロクに置いては「太陽と星が消える」ので、星の名を持つキャラは全員ヤバい。 --- t (2016/10/05 10:42:23)
  • ペトラはギリシャ語で「岩石」。最も弱そうな少女が意外にゴツい意味である。……まさか、お岩さん?! --- t (2016/10/05 16:53:55)
  • 嫉妬の魔女サテラについての言い伝えは、むしろテューポーンの神話の内容に近い。ボルカニカが魔女を封印した事も、火山の下にテューポーンを封印した話に沿っていると思われる。作者の発想の元になった話というだけなのか、それともサテラについての真実を隠すため召喚者が別の物語を広めたのか? --- t (2016/10/06 14:18:43)
  • ギリシャ神話でエキドナが産んだ生物たちは、形を変えてリゼロにも登場しているので、作者の発想の原典の一つなのだろう。星座になっているものでは竜座と蟹座が未出。……リューズが竜の複数形で竜s……? --- t (2016/10/06 14:19:21)
  • カドモン ギリシャ神話で近い名前の人物に「カドモス」が居る。 --- t (2016/10/06 14:19:47)
  • 星座関連のキャラといえば、ラム&レムも双子座。……いずれ黄道十二星座はぜんぶ埋まるのだろうか。 --- t (2016/10/06 14:28:53)
  • 魔女は、エキドナ以外死因が明示されてるのに、サテラに飲み込まれ滅ぼされたとなっている。飲み込まれたのは魔女因子では? --- (2017/09/18 18:45:51)
  • 初代ロズワールにヘクトールの魔女因子がという指摘が、口調の変わったのを根拠にあったが、ラム・レムが魔女の残り香に敏感なので、チョッと無いと思う。竜を殺す思いを隠し道化に徹する決意の現われでは? --- (2017/09/18 18:52:35)
  • エキドナの墓所に眠るエキドナと茶会のエキドナの印象が異なる理由。リューズの複製体での実験に失敗したエキドナは、自分の複製体を墓所で作ろうとした。結界は発動したが、複製には失敗し、高純度の結晶石に肉体だけが残った。計画を変更し、魂の圧縮を図り、不要な部分を削ぎ落とした。それが、茶会のエキドナの姿。 --- (2017/09/26 02:08:26)
  • エキドナの聖域での隠されたもう1つの実験。魔女の魂から魔女因子を抽出する事。 --- (2017/09/26 03:34:40)

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  • 最終更新:2017-09-28 00:11:24

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