第二章の登場人物


ロズワール・L・メイザース

エミリアの後見人を務める筆頭宮廷魔導士にして辺境伯。
年齢不詳。身長186センチ。体重60キロ台。藍色の長髪に、青と黄のオッドアイを双眸に宿した細身の美男。悪趣味な道化じみた服とメイクを好む変わり者。
メイザース家はルグニカ王国に代々仕え、有能な魔法使いを輩出してきた魔導の名門。ただし過去のお家騒動の結果、現在の正当なメイザース家の血筋はロズワールを残すのみであり、親戚筋や魔導の血を残したい一派からは早く妻を迎えることを期待されている。『亜人趣味』と噂されるほどに、人間族以外の種族との交流が深い。
六種類全ての魔法の属性に適性を持ち、いずれの魔法も万全に扱うことができる『魔導の加護』の持ち主で、マナの扱い、威力、速度、それらの領域において王国の頂点に立っており、彼ひとりでひとつの軍隊に匹敵する戦力を持っていると認識されている。

「此度の王選、なんとしてでも勝たないといけない。――龍を殺す、その日のために」

ベアトリス

禁書庫の番人、ツンロリドリル。
年齢11、2歳相当。身長140センチ。浅葱色の瞳に、クリーム色に近い淡い色合いの長い髪を、縦ロールの形に編んだツインドリルテール。豪奢なフリル付きのドレスが似合う愛らしい顔立ちをしており、可憐という言葉が具現化したような容貌の美しい少女。語尾に「~かしら」とつける特徴的な話し方をする。一人称は「ベティ」。
強がり、意地っ張り、寂しがり屋でお人好し。ロズワール邸の、基本的に彼女の許可なく立ち入ることができない『どこでもない部屋』という空間にて、禁書庫を預かる司書を務めている。パックを「にーちゃ」と兄のように慕い、彼にのみ歳相応の少女らしい振舞いを見せる。誰に対しても尊大で見下した様子で接するが故に、無防備に距離を詰めてくる相手が苦手。
『陰系統の極地』という能力で、使い手の少ない陰系統の魔法をほぼ完璧に習得している。スバルの使う未熟なシャマクとは桁外れのシャマクを始めとして、空間転移や時間凍結、空間断裂や存在固定など、凄まじい魔法の数々を扱える。
人工精霊であり、ロズワール邸の禁書庫を四百年間守り続けていたが、スバルに口説き落とされる。
強欲の魔女『エキドナ』によって作られた人工精霊である彼女とパックには制作技術的な面で幾つか欠点がある。彼女の場合は
•ベアトリスと契約した者は他の精霊と契約できない
•核である人工オドからのマナ産出がない(魔力が回復しない)
•大気中のマナを扱うことができない
•人に対してしかマナドレインができないetc
である。また精霊としての格が高い為燃費も他の精霊と比べて悪くなっている。

ラム

ロズワール邸の鬼の双子メイド姉。
年齢17歳。身長154センチ。キャラ命名の由来はRight。
桃色の髪をショートカットにして、垂らした前髪で左目を隠した少女。大きな瞳に、彫の浅い幼さと愛らしさを感じさせる顔立ちながら、妹と違ってわずかに目尻がつり上がる印象が強い。胸は小さめで体は小柄。メイド服を折り目正しく着用しており、髪型などは朝に妹に整えてもらっている。
尊大で身勝手で口が悪くどこまでもマイペース、と横柄な態度の人柄に思えるが、相手を見極めるために距離の測り方を変える思慮深い性格。ロズワール邸の生活基盤の半分を担う役割のはずだが、実質的に彼女の占める割合は一割かそこら程度。残り九割を妹に任せてなにをしているのかというと、妹の目が届かない部分での日常の警戒、その他の業務を担っている。ロズワール至上主義者であり、彼女にとってはロズワールと比肩するほど大事な存在は妹のレムしかいない。価値観が固まっているタイプであり、融通は利かない。『千里眼の加護』を持ち、自身と波長の合う存在の視覚に同調し、文字通りにはるか遠くまでを見通す力がある。使用中は無防備になるデメリットに目をつむれば、同調した相手から次々に視覚を乗り換え、実際に千里先まで見ることも可能。『鬼の血族』として鬼の種族の中で神童として扱われ、かつては超優秀な鬼人であったが、角を失った現在はその力は失われている。風の系統魔法を得意とし、魔法使いとしての実力はそこそこ。

レム

ロズワール邸の鬼の双子メイド妹。
年齢17歳。身長154センチ。キャラ命名の由来はLeft。
水色の髪をショートカットにして、垂らした前髪で右目を隠した少女。大きな瞳に、彫の浅い幼さと愛らしさを感じさせる、姉のラムと瓜二つな顔立ちながら、姉と違って穏やかな印象を与える。実はわずかに姉より胸が大きく、こっそりと自身のメイド服の採寸を変えて姉にばれないようにしている。
物静かで有能な万能メイド。慇懃無礼な口の利き方と、やや早とちりで行動を起こす部分がたまに瑕。
『鬼の血族』として、亜人族の中でもとびきり強力な力を持つ鬼族の生き残りであり、角を有する鬼族として現存が確認されているのは彼女しかいない。感情が昂ぶり、戦闘状態に入ると額より純白の角が突き出し、身体能力が一気に向上。また、角は大気からマナを集めるゲートとしての役割も担っており、鬼化状態であれば普段よりはるかに強力な魔法を使うことができる。水系統の魔法を修めており、実力はロズワール評価で上の下。治癒も攻撃も、スタンダードにこなすことのできる優等生。鉄球に棘のついた鎖付きの武装モーニングスターの使い手であり、パワフルな戦い方は意外と容赦がない。
姉への崇拝と罪悪感によって、自己評価が低く常に劣等感に苛まれていた。その苦しみから救ってくれたスバルに、女性としての強い愛情を抱く事になる。スバルの絶対的な肯定者であり、たとえスバルが自分を見捨てたところで彼女だけは絶対にスバルを見捨てない。それが呪いであると考えるか、それとも愛の賜物であると考えるかは人それぞれである。最初のプロット上の面影が欠片も残ってないという、作者の意図を飛び越えて動きまくった成り上がりヒロイン。
以下重要なネタバレのため反転
「暴食」に名前と記憶を食われ、世界から痕跡が消えて眠り続ける。なお、この状態ではおしっこはしないのでおしっこの世話は必要ないとのこと。

「今はただのひとりの愛しい人。――いずれ英雄となる我が最愛の人、ナツキ・スバルの介添え人、レム。覚悟をしろ、大罪司教。――レムの英雄が、必ずお前たちを裁きにくる!!」

ペトラ・レイテ

アーラム村の子供で、ロズワール邸のメイド見習い。
十二歳。金色に近い栗色の髪の少女。
王都への避難から帰還後、屋敷の人手不足につきフレデリカの募集に立候補した。覚えが早く、物分かりのいい賢い子。スバルのことが大好きでまっすぐな好意を向けているが、子供扱いされるばかりで気付かれていない。大きくなったら都で服を作る仕事がしたいとスバルに話した事がある。

ミルド

アーラム村の子供。十二歳ぐらいの少年。花畑で集めた花で冠を作って母親にプレゼントしたいとスバルに話した。

リュカ

アーラム村の子供。年齢は十歳に満たないような茶髪の少年。夢は村一番の木こりの親父の跡を継ぐ事。

メイーナ

アーラム村の子供。もうすぐ弟か妹か生まれると喜んでいる。

カイン

アーラム村の子供。ダインの兄弟。ダインとどっちがペトラをお嫁さんにするかで張り合っている。

ダイン

アーラム村の子供。カインの兄弟。カインとどっちがペトラをお嫁さんにするかで張り合っている。

ムラオサ

アーラム村の老人。村長職にあるわけではなく貫禄からの通称。

若返りババア

アーラム村の老人。

メィリィ(お下げの少女)

魔獣使い。アーラム村の子供たちに紛れ込んでいたが、魔獣騒動の後に姿を消している。

  • 最終更新:2014-08-03 01:48:51

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード